ミルク用の水比較ガイド

ミルク用の水に、硬水を使っても大丈夫?

赤ちゃんのミルク用の水として、硬水を使用することは望ましくありません。
赤ちゃんのミルク用の水に適しているのは、硬水ではなく軟水です。

 

『WHO』の通称で知られている『世界保健機構』は、飲料水の水質についてのガイドラインを設定しています。
それによると、1リットルあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量が60mg未満であるものが軟水であるとされています。

 

硬水は、カルシウムとマグネシウムの含有量が120mg以上180mg未満であるものです。
赤ちゃんのミルクを作るときには、硬度が100を超えない水を使用していれば、赤ちゃんの健康を阻害することもありません。

 

日本の水道水はミネラル分の少ない軟水となっていますので、ミルク用の水として適しています。
ただ、災害などの非常事態があって水道水を確保することができないという場合には、ミネラルウォーターを使用する必要があります。

 

この場合、市販されているミネラルウォーターの中でも硬度が低く、ミネラル分の少ない水を選ぶ必要があります。
赤ちゃんは内臓機能が十分に発達していませんから、硬度やミネラル分が高い水をミルクのために使用すると肝機能、腎機能に障害が生じるという危険性があります。

 

それでも、硬水を使ったミルクを一度飲んだからといってすぐに影響が出るというわけではありません。
非常時で本当にやむを得ないという場合には、ミルクを飲ませないで栄養失調になってしまうのであれば、硬水を使ったミルクをあげるようにしましょう。

 

何週間も飲ませ続けるということは避けたいところですが、1週間程度であれば深刻な事態になるということは考えにくいところです。