ミルク用の水比較ガイド

ミルク用の水に適しているのはどんな水?

関東の水道水が放射性物質で汚染されてしまったことから、水道水に不安を感じてミルク用の水はミネラルウォーターでと考えるようになったお母さんも多いでしょう。
ですが、赤ちゃんのおなかはとてもデリケートです。

 

ミネラルの過剰摂取は逆に赤ちゃんにとっては負担になってしまうことがありますので、ミルク用の水を選ぶ際には、その成分などをチェックするようにしましょう。
そもそも国産の粉ミルクは、水道水でつくると母乳と同じようなミネラルなどを摂取することができるように製造されています。

 

ですから水道水に問題がないときは、できるだけ水道水を使用することをおすすめします。
もし水道水に懸念があるときには、代用することのできるミルク用の水の基準について覚えておきましょう。
基本的には、国産のミネラルウォーターで亜鉛や鉄などのミネラルがあまり含まれていない軟水が理想的です。

 

ミルクメーカーによるとその値は硬度が60以下、pHが6から8、マグネシウムが1リットルあたり30mg以下、ナトリウムが1リットルあたり42mg以下、カルシウムが1リットルあたり285mg以下、カリウムが1リットルあたり367mg以下という目安になっています。
市販されているペットボトルには成分表が添付されていますので、必ず確認するようにしてください。

 

もちろん、宅配型サーバーの水についても同様です。
『限りなく純水に近い』、『母子手帳の副読本に掲載されている』など、赤ちゃんのミルク用の水に適していると謳われているものが多くありますが、調べておく必要はあります。

 

水については殺菌消毒されていないものもありますので、安全のためには一度煮沸してから使用することがより安心です。


ミルク用の水は水道水じゃダメ?

赤ちゃんのミルク用の水は、基本的には水道水を使うことで問題ありません。
粉ミルク自体が元々、水道水でつくることを前提として開発されているのです。

 

実質的に、水道水がもっとも向いているのです。
水道水でミルクをつくるときには、あらかじめ水を70度以上で煮沸することが必要です。

 

赤ちゃんのミルク用の水にミネラルウォーターを使用した方が良いと考える方もいますが、ミネラルウォーターの中に含まれている豊富なミネラルが赤ちゃんにとっては必ずしも良いものでないこともあるのです。
市販されている粉ミルクには元々、赤ちゃんに必要なミネラルが含まれています。

 

この事からミネラルウォーターを使うとミネラルがさらに追加されることになり、ミネラルが多すぎることによって、内臓器官が発達していない赤ちゃんは、おなかを壊してしまうおそれがあります。
なお、赤ちゃんのミルク用の水については、都市部などですと水道水のカルキ臭が気になるという場合があります。

 

この場合は亜鉛や鉄分など、ミネラルが含まれていない軟水のミネラルウォーターを水道水に代えて使用することができます。
軟水とは硬度指数が低い水であり、1リットルに含まれるカルシウムやマグネシウムが60mg未満になっているものです。

 

そのほかにも『赤ちゃんのミルク用の水』として販売されている水がありますので、水道水に心配がある場合には念のために成分などを確認した上で使用するようにしましょう。